【解決済み】Windows 10パスワードの有効期限切れ、アクセス拒否

木村晴子 on 2021/4/9 | (0) コメント

パソコンのデータセキュリティを守るために、定期的にログインパスワードを変更する方がいいです。Windows 10は、パスワードの有効期限を設定できるので、この操作をより手軽にしました。Microsoftは、定期的なパスワードの変更が無許可アクセスからユーザーを保護できると思っています。この機能は良さそうに聞こえますが、ほとんどの場合、多くのユーザーにとって、最後は迷惑になります。時には、Windows 10にログインすると、以下のエラーメッセージが表示される場合があるためです。

パスワードの有効期限が切れています。変更する必要があります

Windows 10パスワードの有効期限切れ

正しいパスワードを入力したが、以下の内容が表示されます。

アクセス拒否!

心配しないでください!本文には、この問題(Windows 10パスワードの有効期限切れ、アクセス拒否)を徹底的に解決するのに役立つワンストップチュートリアルを提供します。

提案1:マイクロソフトアカウントのログインパスワードを変更

マイクロソフトアカウントを使用してWindows 10パソコンにログインしている場合、この問題は簡単に解決できます。ウェブページでログインパスワードを変更するだけでいいです。成功したら、新しいパスワードでログインします。この時、Windows 10ログイン画面には「パスワードの有効期限が切れています」が表示されないです。

まず、インターネットに接続できるいかなるデバイスに、以下のホームページアドレスを入力します。

https://account.live.com/ResetPassword.aspx

アカウント回復のページに、マイクロソフトアカウントのメールアドレスを入力して、「次へ」をクリックします。IDを確認する画面に、回復するメールアドレスまたは携帯番号を入力します。完成した後、マイクロソフトは確認コードを送ります。

Microsoftアカウントのパスワードをリセットする

受信メールを開き、確認コードを見つけて、コピーしてパスワードリセットページに貼り付けます。 確認が成功したら、このアカウントに新しいパスワードをリセットできます。

Microsoftアカウントのパスワードをリセットする

最後に、新しいパスワードでWindows 10をログインします。

提案2:BIOS日付を変更

設定したパスワードの有効期限が切れたら、Windows 10は「パスワードの有効期限が切れています」というポップアップが表示されます。システム日付を7〜10日後に変更したら、このエラーは表示されないです。パスワードの有効期限が切れていないからです。では、システム日付を変更するにはどうすればよいですか?

ステップ1:パソコンを再起動して、画面の指示に従って、指定されたキー(例えばF1、東芝パソコン)を押し続けて、BIOS設定に入ります。

ステップ2:このインターフェースで、【System Date】オプションを見つけます。

BIOS日付を変更

ステップ3:矢印キーを使用してこのオプションを選択して、キーボードでシステム日付を変更します。

ステップ4:パソコンを再起動して、正しいパスワードを入力して、Windows 10デスクトップに入ります。

提案3:ログインパスワードをリセット

Windows 10パソコンでローカルアカウントを使用する場合は、直接にログインパスワードをリセットすることで、パスワードの有効期限切れ問題を解決できます。これは現在一番効果的な方法です!

まず、一時的に使えるパソコンを見つけて、iSeePasswordパスワード回復ソフトをダウンロードします。要求に応じて、ソフトをパソコンにインストールします。

iSeePassword Windows Password Recovery

そして、USBを接続して、ソフトを起動して、USBオプション隣りの【プログラミング】をクリックします。この時に、iSeePasswordパスワード回復ソフトはパスワードリセットプログラムをUSBメモリに書き込みます。

次に、USBメモリーを問題のあるWindows 10パソコンに接続し、USBから起動するようBIOSを設定します。約30秒待つと、iSeePasswordソフトが画面に読み込まれます。このパソコンのすべてのユーザーを見ることができます。パスワードをリセットする必要のあるアカウントを選定して、【パスワードリセット】をクリックします。新しいログインパスワードを設定できます。

BIOS

最後に、USBを取り外して、パソコンを再起動して、新しいパスワードでログインすればいいです。

管理者パスワードをリセット

提案4:ローカル管理者アカウントをアクティベート(セーフモード)

ご存じないかもしれませんが、全てのWindowsシステムにはローカル管理者アカウント(Administrator)があります。デフォルトでは、このアカウントの使用が停止されます。しかし、セーフモードでこのアカウントをアクティベートして、それでパソコンにログインして、他のアカウントのパスワードを変更することができます。

セーフモードに入った後、コマンドラインツールを開いて、下記を入力します。

net user Administrator /active:yes

net user

当該コマンドはローカル管理者アカウントをアクティベートします。Windows 10ログイン画面で、Administratorを入力して、Enterキーを押してデスクトップに入ります。その後、コントロールパネルで他のアカウントのパスワードを変更します。

提案5:Windowsを再インストール

上記の方法のいずれも機能しない場合、または複雑すぎると思っている場合は、Windows 10システムを再インストールするのが一番簡単な方法です。Windowsをインストールするために、Windows 10 DVDインストールディスクまたは最新のWindows 10 ISOをダウンロードしてWindows 10ブータブルUSBを作成することが必要となります。

再インストールした後、新しいログインアカウントとパスワードを追加できます。しかし、Cドライブの全てのデータは削除されます。ですから、本方法を使用する前には、リスクにご注意ください。

Windows10をインストールする

パスワードを無期限に設定

頻繁にパスワードを変更するのが面倒くさいと思っているなら、または【パスワードの有効期限切れ、アクセス拒否】という問題を避けたいなら、パソコンに入った後、パスワードを無期限に設定できます。操作手順は下記の通りです。

ステップ1:Win + Rキーを押して、「実行」プログラムを開きます。【lusrmgr.msc】を入力して、「OK」を押して「ローカルユーザーとグループ」を開きます。

ステップ2:左の「ユーザー」をクリックします。この時、ローカルコンピューターの全てのアカウントが右側に一覧表示されます。

ステップ3:ローカルアカウントを選定して、右クリックして、プロパティを選択します。

ステップ4:出た設定オプションの中で、【パスワードを無期限にする】をクリックします。完了した後、このアカウントのパスワードが期限切れになることは永遠にないです。

Windows10パスワードを無期限に設定

木村晴子iSeePasswordサポートチームのメンバーであり、Windows業界に情熱を持ち、Windows関連の問題をサポートします。

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